『お墓に関する何故?どうして?』などの、よくあるご質問をQ&A形式でご紹介いたします。
自分の好きなデザインのお墓は作れますか?
可能です。日本人はお墓に対しては保守的といわれてきましたが、近年では生前の趣味・嗜好や自然観などを表すデザイン墓地が注目されています。ただし、霊園によっては墓石の大きさや形に制限を設けているところがあるので、自分の希望が叶う霊園を探すことが大事です。
お墓を建てるのに最適な石の選び方を教えてください。
長い年月、風雨にさらされるので、硬くて風化に強く、磨くと光沢の出るものが最適とされています。石材でもっとも多いのが、御影石と呼ばれる花崗岩。続いて、安山岩や閃緑岩なども使用されていますが、国内産の石材は少なく、全体の8割以上が輸入物です。国産の墓石は希少性が高いため高額ですが、決して輸入物の石材が品質的に劣っているというわけではありません。
お墓に税金はかかりますか?
墓地の場合、お墓の所有権ではなく使用権を取得することになるので、不動産取得税や固定資産税などの税金は一切かかりません。また、永代使用料や管理費には消費税はかかりませんが、墓石や外柵などの墓石工事費には消費税がかかります。
お墓の購入にローンを利用できますか?
お墓を建てるにはかなりのまとまったお金が必要になります。少しずつではありますが、「建墓ローン」を展開する霊園や石材店も増えているため、石材店や霊園に問い合わせてみましょう。
寺院墓地に入る場合の御布施や寄付について教えてください。
僧侶に読経や戒名のお礼として渡すのが御布施です。寄付はお布施を含む、宗教者への金品の寄進全般を指します。寄付や御布施は、ふだんからお墓を守ってくれている菩提寺や教会にお礼の気持ちを込めてするもので、金額は一律ではありません。ただし、教会やお寺によっては金額を決めている場合があるので、詳しくは相談してみましょう。
自宅の敷地内にお墓を建てたいのですが。
現在では不可能です。かつては自宅の敷地内に建てることができましたが、昭和23年に「墓地、埋葬等に関する法律」が施行されてからは、個人所有の土地は墓地として認められないようになりました。ただし、この法律で対象となるのは「人」なので、ペットの場合は可能です。また、遺骨を埋蔵しない墓碑、記念碑であれば問題はありません。
両家墓について教えてください。
一つの墓所に両家の墓を建てる、あるいは一つの墓石に両家の家名を入れたお墓のことで、一人っ子同士の結婚の増加とともに、需要が高まりつつあります。霊園の場合は宗派を問わないので、宗教の異なる両家で使用可能です。墓石にも両家の家名を刻むことができます。ただし、寺院墓地の場合は檀家に入ることが原則となるため、宗派の異なる家がその寺の檀家に入ることができるか、という問題があります。また、墓石に刻む文字の規定についても確認が必要です。
生前にお墓を建てると得だと聞きましたが。
墓地や墓石、仏壇、仏具など先祖を祀るための「祭祀財産」は相続の対象にはならないため、相続税が免除され、節税対策に有効です。近年、寿陵(生前墓)を建てる人が多いのはそのためで、もし亡くなってからお墓を建てるために現金を用意しておいたとすると、それは課税対象となり、税金がかかってしまいます。生前にお墓を建て、代金を支払っていれば、相続税の節税につながります。
遺骨の一部を他のお墓に分骨することはできますか?
すでに埋蔵されている遺骨を分骨するには、既存のお墓の管理者から「分骨証明書」をもらい、分骨先のお墓の管理者に提出します。火葬の際に分骨する場合は、火葬場から「分骨証明書」をもらいます。葬儀社に頼めば分骨用の小さな骨壷も用意してくれます。また、納骨の際に分骨するときは、納骨予定の寺院や霊園管理者から「分骨証明書」を発行してもらいましょう。
夫の実家のお墓に入りたくないのですが。
法律上は夫のお墓に入らなければいけないという決まりはありません。夫婦が別々のお墓に入るか、夫婦だけ入ることのできるお墓を建てるなどの方法もあります。また、実家のお墓の永代使用権者の許可が得られれば、結婚して姓が変わっても、実家のお墓に入ることもできます。ただし現実問題として、夫がお墓を承継した場合、妻もそこに入るのが慣習になっているので、生前に自分の意思をきちんと伝えておきましょう。
無宗教のお墓はどうすればいいのですか?
宗旨・宗派にとらわれない「無宗教」の場合は、霊園の規定に準じていれば石材の色や形、墓石に刻む文字なども自由です。お線香を使用したお墓参りがしたいなら、仏式のお墓のような香炉を付けることもできます。ただし、檀家になることを原則とする寺院墓地には入れないので、宗教の規制がない公営か民営の霊園を探しましょう。
お盆にお墓参りをするのはなぜですか?
お盆は父母や先祖に対し感謝を捧げ、供養するための仏教行事です。正式には「盂蘭盆会」(うらぼんえ)といい、親孝行の大切さを説いた経典の教えがその始まりとされています。期間は7月13日〜16日までの4日間で、13日の「お盆入り」で霊が自宅に戻り、16日の「お盆の明け」で霊界に戻るとされています。先祖の霊が年に1度、在世に戻る期間なので、お墓を清めてお参りをし、感謝の気持ちを表しましょう。
お彼岸にお墓参りをするのはなぜですか?
3月の春分の日と、9月の秋分の日の前後3日ずつの7日間をお彼岸といいます。正式には彼岸会といい、お彼岸の初日を「彼岸の入り」、最終日を「彼岸明け」といいます。現在では先祖供養の行事色が強くなっていますが、もともとは仏教の教えである「布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧」の6つの徳目を心がけ、極楽浄土の道に到達するために行いを慎む期間であったようです。そこで年に2回はご先祖様のお墓にお参りし、感謝を捧げると同時にこの教えを実行しようとする風習が、お彼岸のお墓参りとして定着しました。
お墓の開眼法要について教えてください。
墓石をただの石から礼拝の対象とするための儀式が開眼法要です。お墓に「お魂入れ」をすることで、仏の魂が墓石に入り、ただの石から仏塔になります。地方によっては開眼供養、入魂式、性根入れなどと呼ばれ、お墓の完成した日、四十九日、百か日、一周忌などの法要のときに行います。遺骨は必ず開眼法要が終わってから埋蔵するのが基本です。
墓相について教えてください。
お墓の向きや墓石の形・色・材質、周辺の環境などによって、家運や人生の吉凶に影響を与えるとされているのが墓相です。もともとは中国で発達した風水の思想から生まれたもので、仏教では何の根拠もありません。墓相の見方は地域によってもさまざまで、吉凶がまったく逆になることも少なくありません。例えば、関西では黒御影の石は凶相と信じられているのに対し、関東では良相だとされます。このように、お墓の場所や形によって人の幸・不幸が決まるわけではなく、先祖への感謝の気持ちを込めて造られたお墓こそ、良いお墓といえるのです。
永代供養墓を探しています。
最近は、生涯独身で過ごす人や子供がいない夫婦など、お墓を承継する人がいない家庭が増えています。また、家族に墓参りの負担をかけたくないという人も少なくありません。そういった人のために建てられているお墓が永代供養墓です。墓地の管理者が永代にわたって遺骨を管理、供養するお墓のことで、経営形態も通常のお墓と同様に公営、民営、寺院墓地の3つに分かれます。もとは身寄りのない人や無縁になってしまった人のために、寺院で造られたものなので、現存する永代供養墓の多くは寺院にあります。そのため永代供養墓を探すには、寺院との付き合いが深い石材店を探すのが近道です。
お墓のチラシによく載っている「セット価格」とは何ですか?
「総額○○○円」と記載されている場合は、最も小さい区画で標準的な石材費とそれに伴う工事費が含まれていることが多いようです。注意点としては、その料金に何が含まれているかを確認することです。後から追加して支払う項目があるかなど、よく確かめておきましょう。
大好きなペットと一緒に入ることはできますか?
ペットが死んだ場合、たとえ家族同然であってもその死骸は一般廃棄物となります。現在、ほとんどの霊園では宗教上の理由などから、ペットと人間の遺骨を一緒に埋葬することはできません。しかし、ペットを大切な家族の一員とする人が増えていることから、少しずつではありますが、飼い主とともに埋葬できる墓地区画もできています。詳しくは動物病院や市区町村の役所に問い合わせるほか、電話帳やインターネットで探してみましょう。
納骨堂とはどんなタイプのお墓ですか?
大都市の墓地不足の解消策として生まれたのが、ひとつの建物のなかに数多くのお墓を集めた納骨堂です。主に公営納骨堂、民営納骨堂、寺院納骨堂の3種に分類され、納骨スペースの形態によって、ロッカー式と仏壇式に大別されます。通常、お墓の購入には永代使用権や墓石などの高額な費用がかかりますが、納骨堂は使用料・管理料等のみのため、比較的低額で使用できます。ひと昔前までは、身寄りのない人やお墓を継ぐ人がいない家族などが購入していましが、最近では都市部の納骨堂が増え、お参りのしやすさからさまざまな人が購入しています。
納骨堂には期限があると聞いたのですが。
納骨堂には収蔵期限が設定されている場合が多く、更新が必要となります。期限がきれたまま更新されない場合は、納骨堂管理者が供養をした後に、土に埋葬するケースが多いです。最近では永代的に遺骨を収蔵する施設が増えているので、自分の条件に合ったところを探しましょう。
愛知県の資料請求できる霊園一覧